Iラインの脱毛範囲はどこからどこまで?

Iラインの脱毛範囲はどこからどこまで?のサムネイル画像 もはや必須となりつつある、デリケートゾーンの脱毛。

多くのサロンで採用されているのは、Vライン、Iライン、Oラインを合わせた「VIO脱毛(ハイジニーナ脱毛)」です。

特に大陰唇・小陰唇の周囲からOラインにかけてまでのラインをIラインと呼び、かなり脱毛人気の部位になっている様子です。

ビキニの部分にあたるVラインやお尻の穴周りのOラインとともに、脱毛したいと考える人が多いようです。

しかし一口にIラインと言っても、具体的な範囲はピンときにくいはず。

ここでは、Iライン脱毛について徹底的に解説していきます。

「Iライン脱毛」の一般的な範囲は?

Iラインとは、「粘膜部分を除いた」女性器周辺のことです。

Vライン・Oラインと繋がった部位であり、正面から見て割れ目が見えるあたりまでをVライン、肛門の周囲4〜5cmをOラインとしているサロンが多いため、そのVラインとOラインの間に当たる範囲、と考えるとわかりやすいでしょうか。

Vライン・Oラインと地続きの箇所になるため、例えばIラインだけを脱毛するとくっきりと境界が現れてしまい、逆にみっともなくなる場合も。

脱毛を検討するのであればやはりまとめて行ったほうが良いということですね。

Iライン脱毛のメリット

Iラインのムダ毛を処理せずそのままにしておくと、どうしても夏場などはムレが気になります。

風通しが悪くなることに加え、毛に付着した汚れや匂いが原因です。

Iラインを処理すると、驚くほど快適に過ごすことができますよ。

生理中のムレやかゆみも、大幅に軽減することができます。

また、Iラインは特に自己処理が難しい箇所です。

自分では見えにくいため自己処理に時間と手間がかかる上、デリケートな部分で非常に傷つきやすいです。

たとえカミソリで綺麗に剃ったとしても2~3日で生えてきて、このチクチクした状態が我慢し難いかゆみを伴います。

自力では難しい処理も、サロンやクリニックならシェービングから全てやってもらえます。

不要な怪我や肌トラブルを招かないためにも、Iラインの処理は絶対に専門機関で行いましょう。

Iライン脱毛のデメリット

Iライン脱毛のデメリットとして最も挙げられやすいのが、痛みです。

ただでさえ皮膚が薄いデリケートゾーンである上、太く濃い毛が密集しているため、他の箇所と比べてもかなりの痛みを伴います。

ただし回数を重ねて行くうちに毛が細くなり、痛みは軽減されていきます。

また、一度脱毛した毛は二度と生えてきません。

特にVライン・Iラインは、脱毛してから後悔する人が多い箇所であると言われています。

パートナーの意見なども参考にしながら、自分好みの量になるよう回数を調整して行くのが良いでしょう。

サロンによって「Iライン」の規定は異なる

Iラインの脱毛範囲はどこからどこまで?のサムネイル画像 注意しなければならないのは、サロンによって「Iライン脱毛」で施術してもらえる範囲がかなり異なるという点です。

大陰唇(ひだの外側部分)は比較的多くのサロンで脱毛可能な箇所とされていますが、問題は小陰唇(ひだ部分)です。

「粘膜部分」と称されているのがこの小陰唇であり、皮膚が薄く、光やレーザーを照射する時に火傷や痛みなどが起こるリスクが高いため、ほとんどの脱毛サロンでは対応してもらえません。

Iラインのデザインはよく考えて

案外誤解されがちなのですが、脱毛プランを契約するからといって必ずしもツルツルの状態を目指す必要はありません。

特にVIOは、毛の量を減らしてナチュラルな状態で仕上げる、というプランで通う人が多いようです。

サロンでの施術回数とムダ毛の変化については、だいたい次のようになると言われています。

  • 1~5回目:VIOの毛質が改善され、毛が柔らかく細くなる
  • 6~12回目:脱毛効果を実感し、自己処理が楽になり始める
  • 13~17回目:脱毛効果に満足し始める、自己処理はたまにする程度
  • 18~23回目:個人差にもよるが、かなり仕上がりに満足する
  • 24回以上:産毛も目立たないツルツルのお肌が手に入る
VIOは太い毛が密集しているため、他の箇所よりも回数は多く必要になります。

自然な状態を残すのであれば回数パックを、ツルツルを目指すのであれば回数無制限プランを契約するのが良さそうです。

現在、Vラインは量を減らして自然な形に残すという人も多いですが、Oライン・Iラインはツルツル(ハイジニーナ)にしてしまうのが主流です。

ただし、Iラインの毛を完全に取り払ってしまうと、どうしても盛り上がった部分である大陰唇が正面から見えてしまう、というリスクがあります。

日本人女性9割の大陰唇は黒ずんでいると言われているので、むしろ黒ずみ部分がチラ見えするという最悪な状態になる可能性も…。

Vラインとの繋がりを意識して、徐々に内側に細くしていくのが無難です。

脱毛を仕上げてしまうと取り返しがつきませんので、よく考えてIラインのデザインを決めるようにしましょう。

Iラインの自己処理は厳禁

既に述べたように、Iラインの自己処理は非常に難しいため、安易に手を出すのは絶対にやめておくべきです。

特に粘膜部分はとてもデリケートな部分であり、カミソリや毛抜きでの処理の後に肌トラブルを招きやすくなってしまいます。

多くのサロンや医療機関では手が届かない範囲のシェービングを請け負ってくれますが、特にサロンは別料金が必要になる場合がほとんど。

Iラインについては必ずシェービングサービスをお願いしたいですが、毎回の支払いにシェービング料が加算されるとなると、その負担もばかになりません。

値段もサロンによって大きく異なるため、デリケートゾーンの脱毛を考えているのであれば、契約するサロンやクリニックのシェービングサービスの有無についても必ず確認するようにしましょう。

Iライン脱毛は医療機関がおすすめ

脱毛サロンで、小陰唇ギリギリまで脱毛してくれるところはほとんどありません。

医療機関ではないため、どうしても肌トラブルが起きても対処が難しく危険が伴わない範囲までが施術箇所になるためです。

対して医療機関では、必ず医師や看護師が常駐しているので、トラブルがおきてしまってもすぐに対処できるため「粘膜付近」も脱毛を行うことが可能になっています。

サロンに比べて痛みが強い分、特にデリケートゾーンの脱毛は辛いかもしれませんが、医療期間であれば麻酔をかけてもらえるところもあります。

通う回数もサロンに比べて少なくて済むため、恥ずかしい思いをする回数も少ないです。

Iラインをギリギリまで脱毛したい場合や肌トラブルが怖い場合は、デリケートゾーンの脱毛を医療機関で行うのがおすすめですよ。

VIO脱毛でおすすめのクリニックは、「フェミークリニック」です。

Iラインは粘膜部分まで施術できるのが魅力です。

せっかくなら脱毛範囲は広いほうがいいですよね。

また、美容皮膚科の診療も行っているので、色素沈着や肌荒れなど脱毛以外の相談もすることができます。

Iライン脱毛を行うと、どうしても大陰唇・小陰唇の黒ずみが気になってくることが多いので、こちらもまとめて相談してしまいましょう。

シェービング代も無料になっています。

まとめ アイコン まとめ

近年人気のIライン脱毛ですが、一口にIラインといっても範囲はサロン・クリニックによって様々。

また、ツルツルにするのではなく自分好みに毛量を調節する、という目的で脱毛サロンを利用する人も多い箇所です。

自分のニーズにあったプランや範囲を提示しているサロンやクリニックを探しましょう。