医療脱毛の痛みはどれくらい?知っておきたいリスクや注意点
投稿日:2018年12月25日
カテゴリー脱毛の注意点
医療クリニックでおこなうレーザー脱毛は、脱毛サロンに比べて高出力で照射するため、痛みが強いのが難点ですが、その分短期間で終わらせることができます。
医療脱毛は痛いものといったイメージを抱いている方が多いようですが、最新型の脱毛機を導入している医療クリニックでは、痛くない脱毛もおこなわれています。
従来の脱毛器を使った医療脱毛の痛みはいったいどれほどの痛みなのか、どんなリスクがあるのか、医療脱毛を受ける場合の注意点などをお伝えします。
医療脱毛とは?
医療脱毛とは、医療機関での使用が許可された医療用脱毛マシンによって毛根を破壊し、脱毛する方法で自己処理をしないで済むことを目的とした「永久脱毛」です。
脱毛サロンやエステなどで受ける脱毛と比べると、脱毛効果が高いのが美容クリニックで行う医療脱毛です。
脱毛が完了するまでの日数や期間は、部位によって異なり毛の質によっても違ってきます。
医療脱毛で痛みが強く出る部位は?
痛みの感じ方には個人差があり断定はできませんが、数々の口コミを調べたところ一番痛いと感じるのはVIOで、次に多かったのが顔とワキでした。
Vラインは一般的に毛が濃く密集しているので、剃った後も毛穴にレーザー光が作用して痛みが強く感じられます。
IラインやOラインは色素沈着があるため、Vライン同様に痛みが強く出ます。
顔は皮膚が薄いため痛みが出やすく、鼻の下は激痛が走ると言う人もいます。
顔は産毛ですが、薄い毛にはレーザーが反応しにくいこともあり、出力を上げる必要があり、その分痛みが増します。
腕や脚は痛みは少ないものの毛が濃い体質の人は痛みが伴います。
医療レーザー脱毛はレーザーで熱を発生させて毛根を焼いて破壊しますが、周辺の皮膚も痛みます。
その際、施術を行う部位によって痛みが異なりますが、どうしても我慢できないならレーザーの出力を下げてもらったりジェルや保冷パックで冷やしてもらうこともできます。
痛みの感じ方は人それぞれなので、遠慮せずに医師やスタッフに伝えましょう。
医療脱毛の痛みはどれくらい?
痛みがどれくらいかを表現するのはとても難しく、サロン脱毛でも「耐え難い痛み」と言う人もあれば、医療脱毛でも「辛抱できる程度の痛み」と言う人もいます。
痛みを感じやすいのは次のような人です。
敏感肌の人
顔を洗うとヒリヒリしたり、普段からカミソリ負けをする、化粧品にかぶれやすかったり、何らかのアレルギーを持っている人は痛みを強く感じがちです。
乾燥肌の人
普段から肌をゴシゴシ洗っている人や、毎日シートパックや化粧水でパッティングしている人は肌の保湿成分が減ってしまい痛みが出ます。
色の黒い人や日焼けをしている人
レーザーは黒い色に反応するため、色の黒い人や日焼けをしている人は痛みが強く出ます。
また、施術を行う部位にホクロやシミが多い人もレーザーが反応してしまうので、カウンセリングの段階で相談しておきましょう。生理前後は痛みが強く出る
ホルモンバランスの関係から、生理前後は痛みを感じやすくなります。
知っておきたいリスク
医師が行うレーザー脱毛は、仮に火傷などがおきてもすぐに対処ができるため、大きな危険をともなうリスクはありません。
医療クリニックでは、痛みを緩和するため麻酔などで対処することもあります。
全身脱毛には「笑気麻酔」が、部分的に痛みを抑える場合は「麻酔クリーム」が適しています。
しかし、体質によっては副作用が起こることもあります。
笑気麻酔では頭痛がしたり吐き気がするなどの症状が、麻酔クリームでは目が回るような感覚やふるえがおきることがまれにあります。
医療クリニックでの麻酔は、医療免許を持っている医師やスタッフがその人に合った量を用いるため大きなリスクは考えられませんが、痛みを和らげようと自分で麻酔クリームを買って使用するのは控えましょう。
病院で塗ってもらう場合は、麻酔薬を塗って効き始めるまでは、30分ほどかかるため、予約時間を30分増やす必要があるため、時間が取れない人は、自分で麻酔クリームを塗って痛みを和らげようと思いがちですが、使い方を間違えると副作用が出ることもあります。
全身脱毛などは長い期間が必要ですが、あまりにも痛みが強いと途中で止めざるを得ない状態になってしまいます。
続けるためには麻酔を上手に使うこともアリですが、その際は医師と相談し納得してからにしましょう。
知っておきたい注意点
医療ローンについて
医療ローンとはメディカルローンとも呼ばれ、医療機関での治療や施術を目的にローンが組めます。
保険適応外の医療レーザー脱毛も借り入れができます。仕組みは、クリニックがローン会社と提携しており、ローン会社の審査が通ると利用できます。
ローンの申込には、身分証明書(免許証・健康保険証・パスポート・住基カードなど)通帳、銀行届出印、勤務先などが必要です。
パートやアルバイトでも収入があることが証明できればローンが組めます。
しかし、専業主婦などで全くの無収入の場合、医療ローンが利用できない場合もがあります。
効果が実感できるまでの一般的な回数や期間について
医療脱毛でワキ・VIO・腕・脚・背中・顔などを同時進行しても完了するまでの期間はそれぞれ違ってきます。
例えば、ワキやデリケートゾーンは約5~6回、顔は8回~10回などで脱毛が完了するまでは、1~3ヶ月に1度のペースで通うと1~2年ほどかかります。医療クリニック選びは慎重に
痛みの度合いは、使用される医療用レーザー照射機器の種類や出力、施術者の技術力、施術を受ける人の肌質や体質、痛みに対する耐性などによって異なります。
例えば最新の脱毛機器ソプラノアイス・プラチナムは熱量を計測できるため、熱量の与え過ぎを防ぎ、痛みを感じにくくなっています。脱毛をするときの痛みの原因のひとつが、機器が熱量を計測できないために、肌へ熱量を与え過ぎているからです。
痛みが苦手な人は、最新型の危機を取り入れたクリニックを選ぶと安心して通うことができます。
実はこんなメリットも!?
痛くて辛いといったイメージのレーザー脱毛ですが、実は医療クリニックでのワキ脱毛によって長年の悩みだった「ワキガ」の臭いが改善されたという事例が多くあります。
脱毛サロンやエステサロンでのフラッシュ脱毛ではワキガは改善できませんが、医療脱毛では高い出力で毛穴まで照射するためワキが対策にもなるのです。ワキガの手術をするほどでもない軽度ワキガなら、レーザー脱毛でかなり改善できます。
これは、軽いワキガに悩む人にとっては朗報ですよね。
まとめ
医療クリニックで用いられる医療用レーザーは脱毛サロンのフラッシュ照射よりも高い出力で行われるため、肌に対する負担や刺激は強くなります。
脱毛効果が高い反面、痛みが出やすいのがデメリットですが、近年では痛みが少なく脱毛効果の高い機器を使った施術を行うクリニックが増えています。
様々なリスクを減らすためにも、まず医療クリニック選びからはじめてみてはいかがでしょうか?
また、すでに通っている人は、脱毛が進みムダ毛の量が減ると痛みをさほど感じなくなります。
脱毛の痛みは、レーザー光が体毛のメラニンにあたり、熱エネルギーが生じて起こりますが、脱毛が進むにつれムダ毛の量が減るので痛みが徐々に少なくなると考えられます。
情報を選択して自分にとってベターな方法を選びましょう。
